こんにちは。
和陽アドバイザリー代表の辰巳和子です。
11月に開催予定のセミナーのご案内です。
来る11月20日(月)に、情報機構様主催のセミナーにて講師を担当させて頂きます。
セミナータイトルは、「化粧品の成分分析 -自社化粧品・輸入化粧品の品質管理のポイント-」です。
タイトルが示すとおり、化粧品の成分の見方、またその品質管理上の重要ポイントを中心に、約4時間講義させていただきます。
お申込みは、以下のウェブサイトから可能です:
http://www.johokiko.co.jp/seminar_medical/AA171168.php
ご興味、ご関心ございましたら、ぜひご参加頂けたら嬉しいです。
宜しくお願い致します。
セミナーポイント(以下、情報機構ウェブサイト告知内容の抜粋です)
■講座のポイント
化粧品基準が改正され、ポジティブリスト・ネガティブリストが設定されてから早17年が経ちました。化粧品を流通させるためにはこの化粧品基準を順守することが必要ですが、どんなに管理しても自社製造化粧品、輸入化粧品ともにチェック漏れはあるため、毎月のように回収事例が報告されています。化粧品回収ともなると回収コストがかかるだけでなく、自社ブランドに大きなダメージとなります。また、自社管理基準などの設定も非常に難しいものです。
本講座では、現状の回収事例を交えながら、自社で品質管理する際の成分分析の実施方法とポイント、さらには輸入化粧品のIngredientからの管理ポイントなどを説明し、化粧品の品質管理の一助とします。質疑応答では、機器分析等で自社で困っていることなどを個別にご相談いただけます。
■受講後、習得できること
・近年の回収事例から自社化粧品において注意するポイントを把握できる
・輸入化粧品のIngredientを読み解き、日本におけるチェックポイントを理解する
・自社で実施している成分分析においての問題点を解決できる
1.化粧品基準
1.1 ポジティブリスト・ネガティブリスト
1.2 近年における収去検査などからの検出事例、違反事例
1.3 近年の回収事例-どこが落とし穴だったか-
1.4 回収事例から学ぶ自社でのチェックポイント
2.輸入化粧品の品質管理
2.1 Ingredientを読む
2.2 国毎に見る主な注意ポイント
2.3 アイテム種別毎にみる主な注意ポイント
2.4 実際にどのようなことを行うか
3.自社製造化粧品の品質管理
3.1 自社製造で気を付けること(GMP含め)
3.2 全成分表示の際の落とし穴
3.3 実際に行う成分試験(自社で試験を行う場合)でのポイント
3.3.1 微生物試験
3.3.2 ホルマリン
3.3.3 防腐剤・紫外線吸収剤・承認化粧品成分
3.3.4 タール系色素
3.3.5 金属
4.試験機関に出す成分試験
4.1 なにを依頼するか-コスト削減のポイント-
4.2 結果のみかた(定量下限・試験方法等)
5.まとめ
6.質疑応答